人ってあっけないですね…

義母にお迎えが来ました

 

午前中までは元気だったのに

午後3時頃ヘルパーさんが来て

異常に気づいたそうです

 

苦しむことなく穏やかな最後でした

 

こんなにも人ってあっけなく

逝ってしまうものなんですね…

最近は昼夜を問わず泣いたり叫んだりでした

 

歩けない、足が痛い、

おかあちゃん、早く迎えに来てと叫んでいて

聞いているのも辛い毎日でした

 

義母は小さい頃に親を亡くして

兄夫婦の子供達と一緒に暮らしていたそうです

ですから姪御さんたちが「姉さん」と慕って

ほんとに姉妹のように仲良しでした

 

自宅で亡くなったので

とりあえず病院に運んで医師の診断を受けました

 

救急車を呼ぶと変死扱いで司法解剖などをされて

大変なんだそうです

 

病院では日曜日で夜間になると

看護師が1人しかいなくて

遺体の処置ができないかもしれないので

葬儀屋さんに連絡してくださいと言われました

 

葬儀屋さんが決まり

お寺さんと日程の調整をしましたが

なかなか合いません

なのでお寺ではなく葬祭場で行うことになり

結局日程は今日の午前中に

相談することになりました

 

葬儀屋さんも変わることになってしまいましたが

1週間も先延ばしは義母も可愛そうなので

なるべく早く決めてあげたいです

 

葬儀屋さんから枕飯と枕団子を作ってくださいと

言われました

 

どうして枕飯を作るの?

枕飯を作る習慣ができた説には 2 つあります。

ひとつは、死者を蘇らせる 呪術的な役割 を果たしていたという説です。昔は白米は貴重品だったので、「 米を食べたさに蘇って欲しい 」 と願った 魂呼びの呪法 の意味がありました。

もう一つの説は、食物が 肉体 と 魂 を養うという考えから、魂の形にして供えたという説があります。

枕団子ってなに?

枕団子は、仏教の祖であるお釈迦様が悟りの世界に入られるとき、菩薩が香飯を献上したのですが、釈尊は辞退して食べなかったそうです。そこで死後に団子を供えたという説に由来しています。

地域によっては、人は亡くなってから善光寺詣りに行くので、その道中の お弁当 として枕団子や枕飯を供えると考えられています。

枕団子は何個作るの?

一般的に枕団子の数は 六個 が多いようです。

これは 六道といって

  • 地獄
  • 餓鬼
  • 畜生
  • 修羅
  • 人間
  • 天上

の六世界を巡る象徴とされています。

地域によっては 13 個 ( 十三佛 ) や 49 個 ( 四十九日分 ) 作るところもあります。

いつ作ればいいの?

枕飯 も 枕団子 も、できれば他界したその日から作るものとされていますが、通夜の日に作る地域もあります。

火葬日まで毎日作りかえて、前日までの枕飯と枕団子は全て半紙等に包みお棺の中に入れます。

使用後の器はどうするの?

使用後の茶碗は割ります。これは死者に決別を悟らせる風習だそうです。そのため、使用する器は 故人が使用していたものの中でも、割って良いような小皿やご飯茶碗を選ぶようにします。

枕飯 と 枕団子 についてはこんな感じです。

 

いろいろなしきたりがあって大変です

でもちゃんと見送ってあげたいですものね

 

全て無事に終わるまで

ブログはお休みされていただくかもしれません

 

やることがいっぱいです

 

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人ってあっけないですね…” への2件のフィードバック

  1. 私の祖父も自宅で眠るように他界しました。
    寝ていると思っていたら、亡くなっていたそうで、医師からは大往生だと言われました。
    自宅で逝けるのは幸せだと思います。
    自分もそうありたいです。

    いいね

    1. おじいさまもそうでしたか。
      義母もあれほど痛いと騒いでいたのに安らかに逝くことが出来たのは本当に良かったと思います。
      最近は自宅で最後を迎える方は少ないのかもしれませんね。
      私もそうありたいです。

      いいね: 1人

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