【あるバッタの話】
ある町に一匹の《バッタ》がいました。
名前を「いきあたりバッタり」と言いました。
毎日そのバッタは気ままに生きていました。ある日気がつくと
体中にシミが出ていました。お医者様に相談に行くと、
お医者様は
「それは《苦シミ》と《悲シミ》のシミだ」
と言いました。「果物を食べなさい」と言われ、
バッタは柿を食べました。
しかし、治りません。またお医者様のところへ行くと
お医者さんは
「あなたの食べた柿の名前が悪い」
と言いました。それは
「モガキ」と「アガキ」
という柿だと言うのです。「どうすれば良いか」
と尋ねると「この裏山の崖を登りなさい」
といわれました。その崖の名前は「命崖」と言います。
苦労してやっとの思いで登ると
すばらしい景色が見えて、
気持ちがさわやかになりました。すると、
不思議にその時から、
体のシミがすーっと消えました。以来そのバッタの名前は
「ガンバッタ」という名前に変わりました。ガンバッタは
「俺は頑張った」と
誇らしく思っていましたさてそれからさらにしばらくして
ふと気がつくと、
「ガンバッタ」は自分の周りに、
「同じような虫」が
たくさん飛んでいるのに気がつきました。よくみると、それは、
「オレガ」
「ワタシガ」
という「蛾(が)」でした。みんな自分のことばかりに一生懸命でした。
けれどもいつも
争いや喧嘩が絶えません。ガンバッタは神様のところへ行きました。
神様に、
「どうしたらいいのでしょうか?」
と尋ねると「危ないから『おかげ』に隠れていなさい」
と言われました。その通りにしていると、
「オレガ」「ワタシガ」
の「蛾」たちが、エサを取り合い、
水を奪い合い、
争っているのがよく見えました。「自分もそうなっていた」
ということに気がついた《ガンバッタ》は、それから少しずつ
仲間のために
「頑張る」ようになりました「ありがとう」
「あなたのおかげで」みんなから言われるようになり、
「シアワセだ」
が口癖になった《ガンバッタ》は、
いつしか
《シアワセバッタ》
と呼ばれるようになりました。
あなたは
「シアワセバッタ」
になれますか?
そうそう、バッタといえば
大群が今はインドにいるそうです
もしかしたら日本にも飛んで来るかも?
頑張るバッタは頼もしいですが
覆い尽くすバッタは困りますね
最近は食糧難に備えて
国連が昆虫食を推奨しているそうです
コオロギを使ったせんべいやラーメンが
発売されているようです
どうですか?
食べてみたいと思いますか?
日本でも、イナゴや蜂の子を
食べる習慣がありますが
私はちょっとごめんなさいです
良かったら、ぜひ頑張って
チャレンジしてください
大陸を飛んできて
ガンバッタになっても
シアワセバッタになる前に
喰われてしまわないよう
しっかりと
「おかげ」
に隠れて避難してくださいね!
今日は夏至、
1年の内で最も昼が長い日です
夕方17時頃、
日本全国で部分日食が見られるそうです
日本で見られる夏至の日の日食はなんと、
1648年以来、372年ぶりのことなんだそうです
お天気が良いといいですね
私も見れるよう、
頑張って時間調整してみます
くれぐれも肉眼で見ないでくださいね!
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リクエストお待ちしています
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