心の傷と脳の傷

先生に何度伝えただろう。

保護者面談だけでなく、
今まで長男を始め、
次男、長女の先生方に

脳内に起こる事を
伝えてきました。

唯一、長男の小5・6年を担当して下さった
仲間先生だけは理解して下さり

長男とお母さんから「聞く事の大切さ」を学びました。

と言っていただきました。

都内私立中学の担任の先生は
出来ない子どもに対して
「私は20年以上口をすっぱくして言い、更生してきた実績があります。だからお母さんのいう事は…」と否定されました。

先日も、
元国立国際医療研究センター国府台病院
児童精神科医の牛島先生にお話を伺いました。

脳の細胞と言うのは、
通常思いつく中央に核がある四角い細胞と違い、
もやしのように、糸のような組織が伸びているそう。

例えば、
他人から罵声を浴びせられた
暴力を振るわれた
人格否定された
と言う事を受けると、

糸のように伸びた組織が切れてしまうそうです。
言わば、『脳内神経伝達の切断=心の傷』です。

そのため、
感情のコントロールができない
生きる希望を失う
衝動的な動作(自殺、暴力、不要な買い物)
また、脳内で死にたくたい!とアラートが発令すると
生きようとして大量に食べる

などの行動がでてくるそうです。

なので、鬱などもですが
こうした症状は、気持ちの持ちよう や
考え方の問題なのではなく、

脳内神経細胞の破損と言う
外傷なのだそうです。

こうした事は大切なお話だと思いましたので
教職の方にお伝えしてきました。

それでもなお、以前として
このような問題が起き
長男と同じ学年の方が亡くなられた事は

本当に残念です。
残念と言う言葉では足りないくらい。

子どももですが
大人も同じく

人への伝え方、関わり方を
脳内神経伝達物質について
共有できたらいいな、と思います。

画像上は千葉県教育委員会のページ
画像下は児童相談所の先生が用意して下さった資料

   facebook かとう ゆみこさんより

言霊がどれだけ大切なのかがよくわかります

言われた人だけでなく

言った人の脳にも同じように働きます

自分が発した言葉は

自分も聞くことになるのですから当然ですね

脳は誰に向けて発せられた言葉なのかは

理解しません

とても恐ろしいことです

子どもを叱る時には

じゅうぶんに気をつけてください

つまらない噂話や

ネット上のデマで振り回されるのが

どれほどくだらないことか

テレビでは

中居正広氏の問題で賑わっていますが

そんな事よりも大切なことに

もっともっと興味を持ってください

日本の国が無くなってしまうような事態も

起きています

マスコミに踊らされることなく

世の中をしっかりと見ていきましょう

週末です

今月もあと1週間、

今年は春が長いそうで

すでに花粉も飛びはじめています

私も花粉症の症状が出始めました

春が長いのは辛いですね

今日も笑顔いっぱいの充実した1日に

してくださいね♪

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